たまたま先日渋谷店がオープンの時に行って、その模様がやっていた。
早い時間ではなかったので、安い商品はあまりなかった。置いてある商品はどれも見慣れたモノで目新しさがない。それほど魅力的には思わなかった。映像では映っていたが、商品の置き方にどんなこだわりがあったのかもいまいちわからなかった。他店からのヘルプだとは思うけど、やたら人がたくさんいて、その説明を聞いてみるとそんな大したことをいっているわけではないような気がした。
社長さんがおっしゃっていたことに、「同じ家電のような収益だけでは、1位と2位に大した差がでない。それだけでは努力しても苦しいので、他分野の商品を仕入れて売る。」というのがあった。これは、どこの家電量販店も似たようなモノを売っている現状でヤマダ電機がずば抜けているのだから説得力がある。
家電量販店でボクが思うことに、人は「安さ」に単純に飛びつくのだろうかということ。誰でも1円でも安く買いたいが、最近の店は少しもまけてはくれない。昔の電気屋さんとのやり取りはどこでも見かけない。
ボクの周囲の人の話を聞くと、比較して1円でも安いモノを買いたいという人が実はそれほど多くないのではないかと思う。どこも大して変わらないか、それほどよくわからないからとりあえず動けばいいとかその程度。もちろん商品へのこだわり度合いもあるのだが、たとえば日々持ち歩く携帯電話にはこだわるが、何かの仕事などでたまに使うためのパソコンは動けばいい、とか。
今のヤマダ電機の値下げのスタンスは知らないが、1万円も違わない、さらに言えばポイント還元を考えてほとんど変わらないことが多い。
昔からチラシは来ていたが、ヤマダ電機はパッとしなかった。コジマ電気の方がCMの社長さん?にしてもインパクトがあったし。
ヤマダ電機の売り上げがすごいのはなぜだろう。まず店舗が郊外中心だったこともあって広い。
都市部の家電量販店をよく利用している人間としては、郊外の店舗はだだっ広く、また閑散としているイメージがあった。これはイメージはよくないのではないかと思ったが、むしろ逆に着実に売り上げを伸ばしていたんだなということ。
車で来て、ゆっくり見られる感が受けるのかもしれない。ポイントにしても、ポイントくじみたいなものあって、1日に1回だけ、商品を買うことなくチャレンジできる。10ポイント(10円)ばかりだが、それでもお得感を出して人を呼び込めば購買意欲も沸くし、よく考えられている。自分もよく行く。
自作パソコンの工場が出ていたが、あのKOUZIROというのは昔、フロンティア神代という自作パソコンを注文販売する会社だった。デルコンピューターのようなもの。10年ぐらい前だろうか。フロンティア神代、TWO-TOP、DOS/Vパラダイスなどの会社が自作のパソコンを注文販売していた。デルコンピューターやGatewayよりも少しブランド力が落ちるというか。その会社をいつ頃買収したのかは知らないが、他にもダイクマのようなところを抱え込んだり、ヤマダ電機が大きくなる背景には、蓄積したノウハウのある会社と早期に提携もしくは買収しているっぽい。
スピードという点は商品の先進性についても触れていた。高くても先進性のある商品を仕入れて置く。これはたとえばたとえその商品が在庫過剰になっても、広い店舗であれば、都市部の店舗よりは長置きできる。さらに高収益の見込めるモノなら、一つ売れただけでも大きな利益になる。
郊外から出てきたヤマダ電機は、他より冒険しやすい要素をいくつも持ってる気がした。
再三社長さんがおっしゃっていた、「分析」だ。店舗を出す前も事前にあらゆる家電量販店を分析し、大きくなってからも、市場をとにかく分析しているとのこと。番組で出ていた、データの裏付けのある投資なんて本当にあるんだろうか。売上高日本一のヤマダ電機がいうのだから、説得力はあるのだが、やはり凡人にはまねのできないことだと思った。
さらにカンブリア宮殿から小池栄子さんが消えていた。比較して単価の安い自社アナウンサーに変えられてしまったらしい。